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Channel: 奄美自然観察記
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早くも渡来  ミゾゴイ

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今日も朝から晴れましたが、昼過ぎからは次第に曇ってきました。オオトラツグミ補足調査の下見で林道をゆっくり車で走っていたら、林道脇からいきなり茶色の大きな鳥が飛び立ち、近くの森の中に降りました。すぐにミゾゴイだと判り、木々の間から見え隠れしているところを撮影しました。ミゾゴイはこれまでも何度も観ていますが、大半は4月後半から5月にかけてで、3月に観るのは初めてのような気がします。越冬地のフィリピン辺りから、主な繁殖地・日本への北上の途中と思われます。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
きゅうだかひかんまら晴れぃりょうたんじゃが、ひんま過ぎべりら、だんだん曇てぃきょうたが。シュッツぬ補足調査ぬ下見し林道ばよおりよおり車し走っちゅたっとぅ、林道ぶちらあっただんま茶色ぬだいばんしゅんトゥリぬとぅびじゃし、近さぬ山ぬ中ちうりりょうたっと。すぐミゾゴイち判てぃ、きぃぬええだら、にゃあったりけぇえたりしゅんどろば写しょうたっと。ミゾゴイやなまがれぃも何くぇあいもにしゅりょんじゃが、たいがい4月終わりぼてぇら5月ちけぇーてぃあてぃ、3月にゅんや初むぃてぃにし思われぃと。冬ぬええだ暮らしゅんフィリピンぼてぇら、たいがいぬくゎーほでぇししゅん日本ちぬ、にし方ち渡てぇいきゅんどろち思われぃっと。


希少な花に希少なカタツムリが・・・  リュウキュウコケリンドウ

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一日中雨模様でした。昨日のことですが、お昼頃にリュウキュウコケリンドウの花を観ました。この小さな植物は、奄美や沖縄の海岸近くの日当たりのいい場所に生息していて、淡青色の花は約5mmほどで、先が5裂し花びらの間に5つの顎があるので、一見花弁が10枚ほどあるように見えます(写真2枚目)。生息地が限られていますが、よ~く観ないと小さすぎて、花が咲いていても見落としてしまいそうです。咲いていた花のひとつに、小さなカタタツムリが付いていて、どうもリュウキュウヒメオカモノアラガイのように見えます(写真3枚目)。あまり花を食べないでほしいのですが、どちらも希少な生き物なので、そっとしておくしかないでしょう。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
一日中あむぃ模様だりょうた。昨日ぬくとぅだりょんば、ひんま頃リュウキュウコケリンドウぬ花ばにょうたっと。くんてーげ5mmべりぬいなさん草や、わきゃ島とぅ沖縄ぬ浜近さぬでぃだんぬ当たりゅんどろじあてぃ、薄さん青色ぬ花やてーげ5mmべりあてぃ、先ぬいひちち割れとぅてぃ花びらぬええだち、いひちぬ顎みあんかな、ぱっとぅにいば花びらぬ10枚あんにしにゃあれぃっと(写真2枚目)。あんどろぬ限らっとぅりょんば、ゆんまにゃんばいなすぎてぃ、花ぬ咲しゅてぃも、にっききらんたりしょっと。咲しゅたん花ぬちいちち、いなさんチンジャマぬくっかとぅてぃ、かあったかリュウキュウヒメオカモノアラガイにしにゃあれぃっと(写真3枚目)。あんまり花ばかでぃほしゃねんじゃが、でぃるんもむるいきらさん生きむんだりょんかな、よおりっくゎしうきゅんしかねんだろや。

ダーウィンからの使者  ホウロクシギ

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ある鳥類の研究機関から、3月17日に奄美を訪れていた埼玉在住の方が大瀬海岸でフラッグや発信機付きのホウロクシギを確認したと連絡がありました。オーストラリアのダーウィン付近で、2018年11/9に放鳥された個体で、衛星追跡データから、3/7にダーウィンを出発し、3/14に奄美に到着したとのことです。ダーウィンといえば、かつて1カ月ほど滞在していたことがあり、何だか懐かしくて早朝大瀬海岸に行ってみました。あいにく潮が満ちていたのですが、少し遠くの岩礁の上で1羽のホウロクシギがいるのを見つけました(写真1枚目)。撮った写真を拡大してよく観ると、確かに脚にフラッグを付けています(写真2枚目)。次第に潮が満ちてきて、飛び立った瞬間の写真を拡大して観ると、背中に発信機らしきものが装着されているのが判ります(写真3枚目)。はるか遠くのオーストラリアのダーウィンから、はるばるとこの奄美に来てくれたとは・・・。ほんとにお疲れさまでした。これからゆっくり体を休めていってほしいものです。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
長くなりましたので省略いたします、すみょうらん。

雨に濡れて咲く  フトモモ

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昨日今日と雨が降り続きました。南部の川の傍に、早くも白くフワフワした花・フトモモが咲き始めていました(写真1枚目)。近づいて観ると、雨に濡れてとても美しく見えます。フトモモは、フトモモ科の常緑高木で、数百個の多数の長いオシベが目立ち、4~5枚の花弁はすぐ落ちるため咲き始めの花の付け根の所をよ~く観ないと判りません。果実は食べられ、バラの香りがするので「ローズアップル」の英名があります。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
きぬだかきゅうだかあむぃぬ降り続きょうたっと。ふぇ方ぬこらんぶちじ、きっさしるかしフワフワしゅん花・ホウトウぬ咲き始むぃてとぅりょうたが(写真1枚目)。近ゆてぃにいば、あむぃちぬれぃてぃ、むるきょらっさにゃあたっと。ホウトウや、フトモモ科ぬ常緑高木あてぃ、数百ぬいっぱいぬ長さんオシベぬむぃ立ち、4~5枚ぬ花びらやうてぃんかな、咲きぃ始むぃぬ花ぬ付け根ぬどろばゆんまにゃんば判りょうらんど。実やかまってぃ、バラぬにおぬしゅんかな「ローズアップル」ぬ英名ぬありょっと。

アスファルトの隙間から、たくさんの小さな花  ノミノツヅリ

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早朝から気温19度と暖かく小雨模様でしたが、段々雨は降らず曇り空に変わってきました。久しぶりにいつものウォーキングコースを歩いていると、アスファルト道路脇に、約1カ月ほど前から咲き始めていた小さな白い花の群落が何か所かで咲いていました。よ~く観ないと見逃してしまいそうな白い花、ノミノツヅリです。ノミノツヅリは、全世界に分布するナデシコ科ノミノツヅリ属の越年性の一年草です。花は葉腋に付いていますが、枝先にたくさんあって全体としては集散花序のように見えます。これは、茎、葉、萼など全体に腺毛がたくさんあるノミノツヅリの変種・ネバリノミノツヅリと思われます。秋に芽生えて春には広がって群生し、花をたくさん咲かせる逞しい植物です。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
ひかんまふぇっさら気温19度ち温さし小雨模様だりょうたんば、段々あむぃや降らんなてぃ曇り空ちなてぃきょうたっと。まれぃまれぃいちんけんぬウォーキングコースばあっちゅたっとぅ、アスファルト路んぶちじ、てーげ1カ月べりむぇーら咲きぃ始むぃとぅたんいなさししるかん花ぬまぐんぬ、あまくまじ咲しゅりょうたっと。ゆ~んまにゃんばわからんしるかん花、ノミノツヅリだりょっと。ノミツヅリや、全世界じあんナデシコ科ノミノツヅリ属ぬとぅし越しゅん一年草だりょっと。花や葉ぬええだじくっかとぅりょんじゃが、枝先じいっぱいあてrぃ、全体とぅしや集散花序にしにゃあれぃっと。くぅれぃや、茎、葉、萼きゃ全体じ腺毛ぬいっぱいあんノミノツヅリぬ変種・ネバリノミノツヅリち思われぃっと。秋むぃ生えてぃ春やひつがてぃまぐんし、花ばいっぱい咲かしゅん気前べりぬ草だりょっと。

尾羽先端が白かった  コチドリ

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今日で3月も終わりですね。オオトラツグミのさえずり調査も今日で一段落となりました。調査が終わって、秋名の田んぼを寄ってみました。夏羽になったコチドリ3羽とタカブシギ1羽がいました(写真1枚目)。観ていると、次々に水浴びをはじめ、浴びた後は念入りに羽繕いです。ちょっとマニアックなことですが、羽繕いの途中、尾羽を拡げているところを観ると、尾羽の先端が白いことが判ります(写真2枚目).12枚ある尾羽のうち中央はほぼ先端まで黒く、外側に行くにしたがって先端の白い部分の幅が広くなっています(写真3枚目)。地上にいるときは通常尾羽をたたんでいて先端が白くは見えないので、こうした羽繕いを観察することで判ります。ちなみに、頭かきは「間接頭かき」(写真4枚目)でした。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
きゅうし3月も終わりだりょうりや。シュッツぬさえずり調査だかきゅうし一段落ちなりょうたっと。調査ぬ終わてぃ、秋名ぬ田袋ちゆてぃにょうたが。夏羽なたんコチドリみいちとぅタカブシギちいちぬうりょうたっと(写真1枚目)。にしゅたっとぅ、ちぎちぎむぅじあむぃし始むぃてぃ、あむぃたん後やひった羽繕いだりょうたっと。なありくゎくぅまかんくとぅだりょんば、羽繕いぬとぅき、尾羽ばひるぐぃとぅんどろばにいば、尾羽ぬ先ぬしるさんこぅとぅぬ判りょっと(写真2枚目).12枚あん尾羽ぬうち真ん中やてーげ先がれぃくるさし、すぅとぅ側ち行きゅんほど先ぬしるさんどろぬ幅ぬひるかなとぅりょっと(写真3枚目)。地なんてぃうんとぅきや普通尾羽ばしまとぅんかな先ぬしるかやにゃあらんかな、かしゅん羽繕いばにゅんくとぅし判りょっと。うっから、かまちかきや「間接かまちかき」(写真4枚目)だりょうたっと。


冬鳥の少ないなか・・・  ノビタキ

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今日から4月ですね、新年度の始まりです。特に今日は新しい元号が「令和」ということに決まり、なおさらに心が改まります。早朝は気温13度で、1日中冷たい風が吹いて寒い日になりました。田植えが始まっている秋名で、今季初めての夏羽のノビタキに出会いました。毎年奄美に訪れるノビタキですが、ここのところ冬鳥が少なく、うれしい出会いでした。風の強いなか、吹き飛ばされそうになりながら、懸命に餌を探しています。ほかにも冬鳥のハクセキレイの亜種タイワンハクセキレイホオジロハクセキレイなども来ていました。

5年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
きゅうら4月だりょうりや、新年度ぬ始まりだりょっか。とぅっくにきゅうや、みいかん元号ぬ「令和」ちいゅんくぅとぅち決まてぃ、なおさらきも心ぬ改まりょうたっと。ひかんまふぇっさや気温13度あてぃ、1日中ひぐるさんかじぬ吹っちゅてぃ、ひぐるさん日なりょうたが。田植ーぬ始まとぅん秋名じ、くん時期初むぃてぃぬ夏羽ぬノビタキちおおよたっと。毎とぅし島ちきゅんノビタキだりょんじゃが、なまぬどろ冬ドゥリぬいきらさあてぃ、ほおらっしゃんおおい方だりょうたっと。かじぬちゅうさんなか、吹き飛とぅばされろうちしがちな、ひったかみむんば、とぅむぃかたしゅりょうたっと。ほかにだか冬ドゥリぬハクセキレイぬ亜種タイワンハクセキレイんきゃホオジロハクセキレイんきゃだか、しっちゅりょうたっと。

巣作り始まる  オオトラツグミ

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三寒四温とは言いますが、4月になって早朝の気温11度と寒い朝でした。今日は全国的に寒くなり、北陸などでは結構雪が積もり、4月の雪としては23年ぶりのところなどもあったようです。幸いにも晴れていたので、昼頃には20度と暖かくなりました。林道脇でガサゴソやっているオオトラツグミを観ました。観ていると、どうやら餌探しではなく、巣作りに使う巣材を集めているようです。3月いっぱいで、オオトラツグミのさえずり調査も一段落したばかりですが、早くも巣作りし始めている個体もいるようです。巣にはコケもよく使われますが、案の定、蔓やコケなどをたくさんくわえて飛び去って行きました。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
三寒四温ちや言ょんじゃ、4月なてぃひかんまふぇっさぬ気温11度ち、ひぐるさんひかんまだりょうた。きゅうや全国ひぐるさなてぃ、北陸ぼてぇじやてーげ雪ぬ積もてぃ、4月ぬ雪とぅしや23年ぶりぬどろんきゃだかあたんあんぶぇだりょっか。いちゃたんくぅに晴れぃとぅたんかな、ひんま頃や20度ち温さなりょうたっと。林道ぶちじガサゴソしゅたんシュッツばにょうたっと。にしゅたっとぅ、てーげかみむんとぅむぃかたやあなんてぃ、巣作りちちかゆん巣材ば集むぃとぅんにししゅりょっか。3月いっぱいし、シュッツぬ唄い方調査だかちゅっくぎりだりょうたんじゃが、きっさ巣作りし始むぃとぅんむんだかうんにししゅりょっか。巣やコケだかむるちかわれぃんじゃが、案の定、蔓んきゃコケっきゃだかいっぱいくぅてぃ、とぅでぃ行きょうたっと。


奄美バスツアーⅠ・① ハシブトアジサシなど

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今日から毎年この時期に行われるバードウォッチングのバスツアーが始まりました。今日は関西方面と関東方面から合わせて22名の方々が奄美を訪れました。まずは奄美空港近くの大瀬海岸で海鳥観察です(写真1枚目)。主にサギ類やシギ・チドリ類がいましたが、特にこの時期毎年やって来るオバシギ2羽(写真2枚目)が観られ、珍しくハシブトアジサシ1羽(写真3枚目)が海岸周辺を飛び回り、ときおり岩礁に舞い降りて餌を捕っていました。



次に行ったのは、奄美自然観察の森です。ここではもちろん奄美大島ならではの野鳥探しです(写真1枚目)。運よくルリカケス(写真2枚目)が近くに現れ、全員がじっくりと観察できました。他にも、ズアカアオバト、リュウキュウサンショウクイ、アマミコゲラ、アマミシジュウカラ、アマミヤマガラ、アカヒゲやオーストンオオアカゲラなどを観た方もいらっしゃしました。

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奄美バスツアーⅠ・② ギンムクドリなど

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今日は朝からすっきり晴れて、天気に恵まれました。バスツアー2日目、主に南大島を回りました。最初に訪れたのは内海公園、周辺を歩きました。まずはムクドリと一緒にいた1羽のギンムクドリ(写真2枚目)、本州辺りではなかなか見る事のできない鳥で、初めて観た方も多く、大変喜ばれました。もちろん、近くにはここのところずーっといるヒシクイ(写真3枚目)、傍にはムネアカタヒバリ(写真4枚目)などもいて、じっくり観察することが出来ました。





お昼にはまだ少し早いと回ったナングローブパーク周辺では、ノビタキ(写真2枚目)やノゴマ、セッカなどを観ました。お昼を食べた後は、湯湾の運動公園でマミジロタヒバリ(写真3枚目)、アカハラ、ホオジロハクセキレイなどを観察し、最後に訪れたフォレストポリスでは、ミゾゴイの飛び去る姿や3羽のビンズイ(写真4枚目)なども観察することが出来ました。

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奄美バスツアーⅠ・③、Ⅱ・①  ムネアカタヒバリなど 

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今日は最初のバスツアーの3日目(最終日)でしたが、あいにくの雨模様の天気。早朝暗いうち、朝戸峠にオオトラツグミの鳴き声を聞きに行きました。大雨を覚悟していたのですが意外と小雨模様で、鳴き声は結構はっきりと聞こえて、ほっとしました。一瞬ですが、リュウキュウコノハズクの鳴き声も聴くことが出来、ほかにアマミイシカワガエルが鳴き、ルリカケスなども鳴いていました。いったんホテルに帰った後、奄美自然観察の森へ。小雨模様の中、ルリカケスが草むらの中で餌を探していました(写真1枚目)。それから関西方面の方々は飛行機の出発時間が早いため、一足先に奄美空港へ。残った東京組の方々で大瀬海岸に寄ったのですが、風が台風並みに強くて帽子は吹き飛ばされそうになるし、三脚は倒れるで大変でした(写真2枚目)。が、初日にはいなかったアカアシシギ1羽を確認しました。その後、宇宿漁港へ移動し、強風の中ムネアカタヒバリ(写真3枚目)やコチドリを観察、最初のバスツアー2泊3日の旅を無事終えました。と思うもつかの間、次のバスツアーのお客さんを出迎え、再び出発しました。

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奄美バスツアーⅡ・②  カラムクドリなど 

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今日は昨日とうって変わって、いい天気になりました。早朝探鳥は、奄美自然観察の森で、珍しいことにほぼ全員が、ルリカケス、オーストンオオアカゲラ、アカヒゲを観ることが出来ました。特にこの3種は奄美に来てくださった方に、まずは観てほしい野鳥種ですので、とてもうれしい朝探となりました。




朝ごはんの後は、南大島を回りました。特に湯湾の農耕地で、ムクドリ、コムクドリ、ギンムクドリ、カラムクドリの混群に遭遇し、4種入り乱れての水浴び(写真2枚目)は圧巻でした。特にカラムクドリ(写真3枚目)はなかなか観られに鳥だけに、感激もひとしおでした。

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奄美バスツアーⅡ・③  オオメダイチドリなど 

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今日は早朝5時ホテルを出発し、金作原に向かい散策しました。知名瀬林道と奄美中央林道の交点から散策していると、こんなに薄暗い時間帯にレンタカーが後ろからやってきました。多分2月27日からの利用ルールを知らないのだろうと思い、車を止めて話をして理解していただき、引き返してもらいました。中国人のご夫婦でした。さて、薄暗いうちからの散策では、オオトラツグミの鳴き声はかすかに鳴く声しか確認できなかったのですが、リュウキュウコノハズクやズアカアオバトの鳴き声なども聴くことができました。他にカラスバトやリュキュウサンショウクイ、ヤマガラなどの姿も確認できました。朝食後の探鳥では、まず秋名の水田一帯へ出かけました。日曜日ということもあって、結構たくさんの方々が田植えの準備などで来ていました。ここでは、チュウサギやアマサギなどのサギ類のほか、セイタカシギやタカブシギ、オジロトウネン(写真3枚目)などのシギ類などがいました。




お昼前には大瀬海岸に寄りました。この間からいたオバシギやアカアシシギ(写真2枚目)、オオメダイチドリ(写真3枚目)などを観察することが出来ました。午後からは奄美空港から、2回目の2泊3日のバードウォッチング・バスツアーを終えた方々が帰って行きました。お疲れさまでした。

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道路をゆっくりと横切る  サイカブト

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今日からしばらくは個人型ツアーガイドです。今日はガイド前に少し時間があったので、薄暗いうち大川沿いを少しばかり歩きました。歩き始めてしばらくすると、アスファルト道路の上をゆっくり歩いている甲虫に出会いました(写真1枚目)。近づいて観ると、サイカブトでした。原産地はインドシナ半島周辺とされ、台湾からの物資に紛れ込んでに次第に北上してきたものと考えられることから、以前はタイワンカブトムシなどと呼ばれていました。この個体は角が短めであることから、雄の若い個体か雌と思われます(写真2,3枚目)。

5年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
きゅうらいっとぅきや、ちゅうりちゅうりぬ案内だりょっと。きゅうやちゅ案内しゅんむぇー、なあり時間ぬありょうたんかな、薄暗かんうち大川ぶちば、なありあっきょたっと。あっき始むぃてぃいっとぅきしゃっとぅ、アスファルト道ぬうーば、よおりよおりあっちゅん虫とぅおおよたっと(写真1枚目)。近ゆてぃにしゃっとぅ、サイカブトだりょうた。原産地やインドシナ半島ぼてぇちしらっとぅてぃ、台湾らぬむんちまじれぃてぃ、だんだんにし方ちしちゃんち考えらっとぅたんかな、前やタイワンカブトムシちんきゃ言っやとぅりょうたっと。くんむんや角ぬいっきゃさんかな、インガぬ若-さんむんか、ウナグ虫と思われっと(写真2,3枚目)。

新緑が似合う  ズアカアオバト

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今日は早朝から気温18度、夜が明けてしばらくすると気温25度になりました。湿度が高く梅雨前のような少し蒸し蒸しするほどの暑さです。ガイドで湯湾岳周辺などを回りました。移動途中、道路脇のイタジイの枝に止まっているズアカアオバトを見つけました(写真2枚目)。周囲は新緑で覆われ、美しい山々を背景にじっとしている姿は、とても美しく見えました。湿度が高くポカポカした天気はズアカアオバトにとっても気持ちいいものらしく、何か所かで鳴き声を聴きました。新緑に染まるような体の色と水色のくちばし、赤い眼、近くで観れば観るほどに美しいハトです。

5年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
きゅうやひかんまふぇっさら気温18度、ゆぬふぇてぃっからいttぅきしゃっと気温25度なりょうたっと。湿度ぬたあさしながしむぇーにししゃん、なありふぇむぇきゅんあちさだりょっと。ちゅ案内し湯湾岳ぼてぇばもおりょうたっと。あまくまいじゅんとぅき、道んぶちぬシイギィぬ枝ち止まとぅんオーバトばにっきりょうたっと(写真2枚目)。うんぼてぇや新緑とぅ覆わってぃ、きょらさん山ぬくしじあてぃ、よおりっくゎしゅんどろや、むるきょらっさにゃあたっと。湿度ぬたあさしポカポカしゅん天気やオーバトにしも気持ちいちゃんむんあてぃだろ、あまくまじ鳴きぃぐぃば聴きょうたっと。新緑ちすぅまりゅんにししゅんどぅうぬ色とぅ水色ぬくちばし、はーさんむぃ、近さじにいばにゅんほど、きょらっさんハトだりょっと。


花が咲き、実が出始めていた  アマミナツトウダイ

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早朝から気温24度ほどでTシャツ1枚で過ごせたのですが、昼前には逆に20度に下がり、あわてて長袖を着ました。関東辺りでは、約10cmあまりの雪が積もったところも多かったようで、気温が乱高下する天気が続いています。昨日のことですが、奄美大島固有の植物・アマミナツトウダイの自生地に寄ってみました。アマミナツトウダイは自生地が限られ、環境省により絶滅危惧ⅠA類(CR)に指定されています。みたところ結構たくさんの花が咲いていて、ちょっと安心しましたが、危うい状況にあることには変わりありません。薄黄緑色の雌花やその周りの雄花も咲き、雌花の中からはぷっくらと膨らんだ実も出始めていました。

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【島口バージョン】(キシゆむた)
ひかんまふぇっさら気温24度べりあてぃTシャツ1枚しうたんば、ひんまむぇーや反対に20度ち下がてぃ、ばたぐてぃ長袖ば着りょうたっと。関東ぼてぇじや、たいがい10cmあまりぬ雪ぬ積もたんどろも、ふうさあたんあんぶぇし、気温ぬあっただんま上がたり下がたりしゅん天気ぬ続しゅりょっと。きぬぬくぅとぅだりょんば、奄美大島じだけあん植物・アマミナツトウダイぬむぇーとぅんどろち、ゆてぃにょうたっと。アマミナツトウダイやむぇーとぅんどろぬ限らっとぅてぃ、環境省にゆてぃ絶滅危惧ⅠA類(CR)ちしらっとぅりょっと。にしゃんどろてーげいっぱいぬ花ぬ咲しゅてぃ、なありっくゎ安堵しょうたんじゃが、危ねっさんむんちや変わりありょうらんど。薄黄緑色ぬうなぐ花んきゃ、うんぶちじいんが花だか咲しゅてぃ、うなぐ花ぬ中らや、ぷっくら膨れぃとぅん実だかいじ始むぃとぅりょうたっと。

赤い鳥が2種  アカヒゲ&アトリ

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今日はいつもの個人型ツアーで、横浜からのご夫婦の案内です(写真3枚目)。奄美自然観察の森では、ルリカケスやオーストンオオアカゲラなどのほか、偶然にもアカヒゲが羽繕いをする姿などを、じっくりと観察することができました(写真3枚目)。しばらくして高い所のシタジイの枝に、おなかの赤っぽい鳥がいて、最初はヤマガラかなと思ったのですが、アトリでした(写真4枚目)。下から見上げると、なんとなく珍しい鳥のように見えてしまいます。観ていると、若葉に付いた青虫などを食べている様子で、5羽ほどいました。そう言えばこの間(4/8)、市理原の林道でも1羽で採餌しているのを観ました(写真4枚目)。アカヒゲとアトリ(冬鳥)の2種の赤い鳥を観ることが出来て、ちょっと幸せな気分になりました。

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【島口バージョン】(キシゆむた)
きゅうやいちんけんぬ、ちゅうりちゅうりぬ案内あてぃ、横浜らぬとじゅとぅば案内だりょうた(写真3枚目)。奄美自然観察の森じや、ヒューシャんきゃキーツキャんきゃぬほか、ばっくらしハーヒギィぬ羽繕いしゅんどろんきゃば、ゆんまにゅんくぅとぅぬでけりょうたっと(写真3枚目)。いっとぅきしたーさんどろぬシイギィぬ枝じ、わたぬはーさんしゅんトゥリぬうてぃ、初むぃやヤマガラかいち思たんじゃが、アトリだりょうた(写真4枚目)。しゃーらにぃあぐぇたっとぅ、かあたかむじらっさんトゥリにしにゃあたっと。にしゅたっとぅと、若~さん葉ちくっかとぅん青虫んきゃばかどぅんにししゅてぃ、いひちうたっと。うがし言おばこねだ(4/8)、市理原ぬ林道じも、ちいちしかみムンとぅむぃかしゅんどろばにょうたっと(写真4枚目)。ハーヒギィとぅアトリ(冬鳥)ぬたあちぬはーさんトゥリばにゅんくとぅぬでけてぃ、なありっくゎほおらしゃなりょうたっと。

奄美バスツアーⅢ・②  タイワンハクセキレイなど 

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名瀬のホテルを早朝5時に出発、5時45分ちょうど夜が明け始める頃に奄美自然観察の森に到着、早速森に入り観察を始めました(写真1枚目)。盛んにさえずり始めているアカヒゲを探しながら待っていると、ルリカケスやオーストンオオアカゲラなどもやって来てくれて、観察することが出来ました。午前8時30分一旦ホテルに戻り朝食後、再び出かけ南大島を回りました。内海公園周辺では、リュウキュウメジロ(写真2枚目)が盛んにさえずる中、この間みることができたムネアカタヒバリは姿を消していましたが、コホオアカ2羽を観察することが出来ました。



その後、宇検村湯湾では、マミジロタヒバリやムネアカタヒバリのほか、タイワンハクセキレイ(写真2枚目)などもいました。また、ヒカンザクラのサクランボを食べにやってきたスアカアオバトですが、近くの枝に飛んで来過ぎたため、びっくりして逃げて行ってしまいました。残念。

5年前の今日  10年前の今日

奄美バスツアーⅢ・①  コオバシギ、アカエリヒレアシシギなど 

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今日から3回目の2泊3日のバスツアーです。関西方面や関東方面からのお客さんがそろった午後3時過ぎ、まずは大瀬海岸で探鳥です(写真1枚目)。セイタカシギ(写真2枚目)が22羽にも増えていましたが、他のシギチ類も結構増えていました。なかでも胸が真っ赤になったコオバシギ3羽は見事でした(写真3枚目)。



大瀬海岸で海鳥観察の後は、秋名に行ってみました(写真1枚目)。水を張った田んぼには、タカブシギなどが数羽いましたが、何とアカエリヒレシシギ1羽が、せわしく餌を探していました(写真2枚目)。1カ月ほど前、同じように知り合いがアカエリヒレシシギ1羽を確認していて、その後出かけたのですが、すでにいなくなっていて出会えずじまいでした。同じ個体かは不明ですが、ここでアカエリヒレアシシギを観るのは初めてなので、私自身興奮してしまいました。

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奄美バスツアーⅢ・③  カシラダカなど 

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朝かなり早めにホテルを出発、南部の森林へ出かけました。時折雨の降るあいにくの天気で死したが、全員ではないものの、何とか林道脇に現れたオオトラツグミを観ることが出来ました(写真1枚目)。いったんホテルに帰り朝食後再び出発、この旅最後の奄美自然観察の森へ出かけました(写真2枚目)。ここで是非観ておきたい3種の神器ではありませんが、若葉に付いた青虫を食べているルリカケス(写真3枚目)、幹に止まったオーストンオオアカゲラ(写真4枚目)、地上付近にいるアカヒゲ(写真5枚目)を探して観察しました。



お昼になってアマミパークでの昼食もそこそこに、さっそく敷地内で探鳥(写真1枚目)、デイゴの枝先に止まったカシラダカ(写真2枚目)などを観ることが出来ました。さすが今回も飛行機に乗る直前まで野鳥を探している、襟抜きのバードウォッチャーぞろいでした。お疲れさまでした。

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